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護符について
御嶽大社五行神璽印
太極八卦図
五岳真形図
〜霊符の源流〜
呪符・神符・護符・御符・御札・タリズマンなどとも呼ばれいる霊符は、東洋系と西洋系に大別 出来ます。東洋系の代表格なのが、映画『キョンシー』を退治する道士で知られるようになった、中国の伝統宗教である道教が源流となっています。殊に日本では古神道・陰陽師・修験行者・仏教など様々な宗教や慣習が互いに影響しあって、今日のように形成されてきました。それは、それぞれの宗教や教義に則り様々な言葉に宿る呪力や呪文を利用した呪術や手や指で印相を組んだり、歩行法や呼吸法・肉体などを駆使して儀式を用いて、各々の宗教や教団固有のものと主張はしているが、ハッキリ断言をすることはできないのが現状です。
〜大自然の不思議なパワー〜
色々な出版物やインターネットサイトで霊符などの情報がありますが、真摯な気持ちで丁寧に自分個人で書写 し開眼し所持することは至難の業でありましょう。と言うのは、霊符を自在に操る宗教家たちは、一般 的な修行を終えて、更に厳しい研鑽を積んで、厳選された呪術・呪法のエキスパートでありエリートの中のエリートですから、秘義として奥義や奥書は口伝や一師相伝が原則となったのです。つまり言い換えると、 それは、それらのプロセスを経て来たからこそ、宗教家・宗教者を超越した心身で作成する霊符は、人間の力を遙かに超えた大自然の不思議な力を所持する者に活用する手段として与えて飛躍のために用いられてきたのです。このようなことから過去の時代背景的に皇帝や天皇への目的以外の使用を禁止したり、門外不出の流派が出たり、危険すぎるがゆえに壊滅に追い込まれた流儀もあります。
〜天神地祇のエッセンス〜
東洋系の霊符の起源については、道教の経典である『道書(どうしょ)』に記されており、内容的には古神仙が天地自然の数象を写 しとったもので、大自然たる神が人間に授けたものと言い伝えられています。霊符の奇妙な文字や図案が描かれているのは、これらの文字や図形一つ一つに深淵(しんえん)な大自然の原理と宇宙の真理・真象を凝縮したものであり、これに天神地祇や万物が共鳴・感応・感通 し、神秘な力を最大におよぼすと考えられています。
〜生活に溶け込む霊符〜
使用の用途は、天災人災・人間の欲望に合わせて、又はその都度の変化を遂げて多岐にわたっており、その使用の方法は、身に付けたり、所持する他に、壁や柱に貼るもの、呑むものにいたる迄指示も細かにあります。台湾や香港、東南アジアに在住する華僑の人や中国出身者の間ではいまだに霊符や道教への信仰が根強く、この日本でも、中国古来の霊符が各地の中華街に形を変えて張られて華やかに飾られている。その他に土御門神道(つちみかどしんとう)である陰陽道や山岳修験道にも独自の霊符があり私達の生活に溶け込んだものも多数あります。
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